ブログを書き始めようと思った話。

※三分くらいで読めます。

一年の計は元旦にあり。

 

このことわざの意味は一年の計は元旦にあるという事である。そのまんまである。が、実はこのことわざには続き、と言うか前後に色々な文章がついている。

 

一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にありうんたらかんたらという具合である。

 

本ブログではことわざの知識について披露する事を本旨としていないため、この辺にしておくが、要は何事も最初が肝心だということである。

新年あけて一週間。ことわざ通りに元旦に計を立てた者から、すでに一週間出遅れているのだが、せっかくなので計を立てて何か始めようかと考えたのである。

 

その一つがこれ。漫然と漠然と時間を過ごさぬよう、感じたことや体験したことを文章に残しておこうと思った。

 

この話で大事なことは、文章を書くことは目的ではないことだ。目的は漫然と漠然とした時間を過ごさないようにすることだ。それを達成する手段としてたつぼんは文章を書くことを選んだ。それが、合理的な手段かどうかは今後のたつぼん次第なのだが、文章を書くことは好きだ。

 

たつぼんは今少し、やりたいことや向かうべき道が分からない。だから、何も考えず日々を過ごすと、それは漫然と漠然としたものになる。それを防ぐために書く。

 

いつかただ好きだからという理由だけで文章を書ける日がこればいいなと思う訳である。

 

と、長い前置きはこの辺に。

最初の記事になる。先に述べたように何事も最初が肝心だ。とりわけ人間関係の構築において第一印象、ファーストコンタクトこそ最も重要である。なぜなら人には寿命がある。老いが来る。時間は有限だ。

 

もしも、人間が不老不死で無限の時間を生きることができるなら、全人類とじっくり話をして、一人ずつ人となりを見て、気の合う人をゆっくりと探せばいい。が、時間的に制限のある世界で生きているから、短時間で判断を下さなくてはならない。信用のできる人間か?気が合いそうか?価値観が合うのか?一瞬で組分けがなされる。

 

多くの人がやっているフォロワーの整理や、連絡手段のブロック。組分けに漏れた人はそうやって、彼女の人生には必要のない人になって切られる。

だから、組分けに漏れないためには第一印象をよくしなくてはならない。

 

その組分けをパスしないことにはお話にすらないないのである。第一印象において、あなたが誠実な人間であることより、誠実そうな人間に見せる技術を持っていることの方が遥かに重要だ。

 

なんでそんな男と付き合ったの?と言いたくなるような男とばかり付き合う女の子は割りといるが、これが典型的な話だ。第一印象は良かったのだ。組分けをパスして侵入してきて、本性を現してから大変な事になる。

チャラチャラした男がモテるのも同様の理屈である。

 

少し話がそれるが、女性が付き合いたいと感じるメカニズムは3つあると考えている。

1つ目が第一印象。

2つ目が条件面(年齢、職業、収入、性格、容姿、価値観等)

3つ目が、その男とセックスができるか。

 

3つを満たした時に女性はその男と付き合いたいと感じる。女性の価値観や考えにより比重は変化する。また、3つは独立したものではなく、相互に関連しあっていることは前提としたい。

 

チャラ男は1と3をなんなくクリアしてくる。2がダメで多くのケースで破局する。一方で、女の子がよくいう普通の人と付き合いたいという話。普通の人は概ね2をクリアできる。が、1と3をクリアできず恋愛にすら至らない。普通の人がいないと女の子が嘆くのはこの論理だとたつぼんは持論を展開したいのだが、この話を始めると永遠に語れてしまい、睡眠時間がなくなってしまうのでこの辺にしておく。論理的な穴や異論があれば大いに聞き入れる。

 

閑話休題

 

第一印象とファーストコンタクトの話だ。

これらを良く見せる技術や話術は確かに存在する。たつぼんも出掛けるときには髪型をセットするし、服のシワを伸ばす。時には手土産を持参し、笑顔で挨拶する。

 

それは、最低限のエチケットとして大切なことだ。相手に不快感を与えないようにする気遣いでもあり、相手からの印象を良くするために行うものでもある。が、多くの場合は後者。結局相手によく思われたい自分のためだ。(人類が全滅しても化粧をして出掛ける人は少ないだろう)

 

それが功を奏したり、しなかったりして、気に入られたり、気に入られなかったりする。

あるいは気に入ったり、気に入らなかったりする。

だから、第一印象は重要で、最初にしくじると次ぎはない。

 

が、その人との次ぎはなくとも、他の人との次ぎはすぐに訪れる。一年の計も立てたはいいが、動かなければ次には進まない。

 

私の人生には必要ないと言われても、人生は続き、他の人と巡り合わせが来る。不器用で人見知りで初対面はうまく話せない。そんな人は第一印象を磨くことは大切だ。多くの場合はそれで今後の付き合いが決まる。ここまでも延々とその話をしてきた。

 

しかし、絶対に挽回が不可能というわけでもない。出会い方が悪くても、(悪かったからこそ)あなたを見てくれることもあり挽回できることもある。そこで、第一印象の誤りに気付き違うあなたの一面見てくれることもある。しかも、その方があなたの本質を見ている。一生の付き合いになり、うまくいくのはこちらのケースの方が多いかもしれない。

 

と、最後に蒸し返して、一貫性のない文章になってしまい申し訳ないが、終わりよければすべてよしと、広い心で受け止めてほしい。

 

何事も最初が肝心である。

真理だと思う。

終わりよければすべてよし。

これもまた真理だと思う。